宮崎大学医学部看護学科「在宅ケア実習」受け入れを開始しました
皆さま、こんにちは。
あおやま訪問・救急クリニック 院長の青山です。
このたび当院では、2025年9月より宮崎大学医学部看護学科の「在宅ケア実習」の受け入れを開始いたしました。
当院として初めて学生さんをお迎えすることとなり、とても嬉しい一歩となりました。
■ 実習受け入れに至るまでの経緯
これまで、宮崎大学の在宅ケア実習は、訪問看護ステーションでの実習が中心でした。
その中で、担当教員の先生より、
「在宅療養支援診療所での実習も、学生の学びの選択肢として追加したい」
とのお声がけをいただきました。
在宅医療は、医師・看護師がご自宅に伺い、チームで支え、時には緊急対応やACP(人生会議)、看取りまで寄り添います。
その “診療所だからこそ見える在宅医療の姿” を、学生さんにも触れてもらいたい——
そんな思いを共有し、今回の実習が実現しました。
■ 実習の目的
今回の実習では、特に次の2つを大切にしています。
① 診療補助の役割を知ってもらうこと
在宅医療の場で、医師の診療をどのように支えるのか——
限られた環境と時間の中で、患者さんを第一に考え動く力を、現場で学んでもらいます。
② 在宅で活きる看護の役割を知ってもらうこと
病状だけでなく、生活や思いに寄り添うのが在宅看護。
「自宅で過ごしたい」という願いを支える看護とは何かを、実際のご家庭で学んでもらいます。
■ 実習内容
学生さんには、診療所が行う在宅医療のリアルな現場に触れながら、温かく、深く学んでもらいます。
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医師同行での訪問診療・緊急往診・救急往診
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診療補助(物品準備、記録、環境調整 など)
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訪問看護・薬剤師・栄養士・ケアマネジャーなどとの多職種連携
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終末期ケア、ACP(人生会議)、看取りの現場
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「生活を支える看護」の視点やコミュニケーション
その人らしい暮らしを支える医療と看護を、肌で感じてもらえる内容です。
■ 患者さま・ご家族へのお願い
実習期間中、ご自宅へ学生が医師に同行する場合がございます。
未来の看護師を育てる大切な取り組みに、温かいご理解とご協力を賜れましたら幸いです。
■ 最後に
今回の受け入れ開始は、当院にとっても大きな節目です。
「在宅医療は、もっとも人らしさに寄り添う医療です。」
学生さんが、患者さんとご家族、そして地域に寄り添う在宅の魅力に触れ、
将来“誰かの暮らしに灯りをともす存在”へと成長してくれることを願っています。
これから出会う学生さん、そして生まれていく学びや気づきが、とても楽しみです。
どうぞ温かく見守っていただければ嬉しく思います。
